Lightningの評判
Lightningを導入検討中の人

「WordPressテーマのLightningの評判ってどうだろう?」
「無料と有料のProだとどちらで使うのがよいかな?」

Lightningは、無料から使えるWordPressテーマです。
WordPressの公式テーマにも登録されており、ビジネスサイトやブログに使えます。

とくに、なるべく予算抑えて自分でホームページを作りたいという方に親しまれているテーマと言えるでしょう。
ただ、実際に使っている方がどう感じているか気になるという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回Lightningを使っている方に以下のようにアンケートを取りました。

アンケート概要
  • アンケート方法:インターネット調査
  • アンケート期間:2021/4/16~23

僕も実際にLightningを使ってサイト制作を行ったことがあるので、上記のアンケート結果と合わせてLightningの評判について解説をしていきます。

ミツキミツキ

  • 本記事の執筆者:ミツキ
  • フリーランスSEOコンサル兼エンジニア
  • SEO歴、ブログ歴、サイト制作歴いずれも3年ほど
  • Lightningを使ってサイト構築経験あり
  • SEOメインで売上平均80万円/月くらい、最高300万円

なお、WordPressテーマについては以下の記事でも解説している通り、それぞれで強みや弱みがあります。

Lightningは無料から使えて、初心者でもマウス操作のみで形が整ったサイトを作れることが大きなメリットと言えます。
その一方で、デメリットもあるので本記事では包み隠さず解説をしていきます。

ホームページやブログでLightningを使おうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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WordPressテーマLightningの特徴と料金

それでは、まずLightningの特徴について見ていきましょう。

基本は無料で使えるWordPressテーマ

冒頭でも書いている通り、Lightningは無料で使えるWordPressテーマです。
WordPressにLightningをインストールすることで、ホームページやブログを簡単に作れます。

さらに、WordPress公式へ登録されているプラグインExUnitを一緒に使うことで、さらにサイトが作りやすくなります。
僕もLightningとプラグインExUnitを活用しつつ1サイト作りました。

藤が丘整骨院

コーディングしている部分もありますが、Lightningを使用して制作しています。

柔軟性あるサイトを作りたいならLightning G3 Pro Unitがオススメ

Lightningは、どちらかというとシンプルなテーマなので、柔軟性がありデザイン性重視のサイトを作りたいなら有料ライセンスのLightning G3 Pro Unitがオススメです。
※元々はLightning Proでしたが、販売が終了して2021/5/11にLightning G3 Pro Unitがリリースされました。

ライセンス期間によって料金が変わっており、以下の通りとなっています。

期間料金
1年9,900円
3年26,400円
5年39,600円

上記の通り、ライセンス期間を長くすれば長くするほど安くなるという仕組みになっています。
また、機能を拡張するプラグインも有償で販売されており、とくに利便性が高いものは以下の2つです。

Lightningの特徴としては上記の通りです。
続いて、アンケートの口コミをもとにしたLightningのメリットとデメリットについてみていきましょう。

口コミによるWordPressテーマLightningのメリット

まずは、Lightningのメリットから見ていきます。

メリット1.トップページのデザイン性が高い

一つ目のメリットは、トップページのデザイン性が高いという点です。

ホームページで最低限必要となる情報を簡単にかつわかりやすく設定できるようになっています。
デザイン性に凝りたいという方にとっては不向きと言えますが、シンプルなデザインのサイトを作りたいという方はLightningを使用する価値があるといえます。

「トップページのデザイン性が高い」についての口コミを見る
  • イチオシポイントは、とても扱いやすく、デザイン性が高い点です。とくにトップページはデザイン性が高く、集客目的で使うには適しているテーマだと思います。(30代女性)
  • WordPress初心者でも、CSSやHTMLを意識しなくても使えるというのがよいと思います。(50代男性)

メリット2.初心者でもシンプルなサイトを作れる

続いてのメリットは、初心者でもシンプルなサイトを作れるという点です。

Lightningは、コーディングの知識なしでサイトを作れます。
そのため、ある程度パソコン操作に慣れている方であれば、マニュアルに従って操作を行うことでシンプルで整ったサイトを作れるわけです。

「初心者でもシンプルなサイトを作れる」についての口コミを見る
  • 初心者でも構築しやすく、シンプルなものを作りたかったので丁度よいと思います。(20代女性)
  • 型がある程度決まっているのでそこへ画像や文章を挿入すればよい形となっているのが魅力で扱いやすいです。(30代女性)
  • シンプルで機能的なデザインを無料で利用できることを大変気に入っております。(20代男性)
  • 基本的な部分が必要十分に備わっており初心者でも使いやすいです。(30代男性)

メリット3.多くの人が使っていてググれば情報が出てくる

三つ目のメリットは、Lightningの利用者が多いためググれば情報がたくさん出てくるという点です。
意外に軽視されがちですが、ググって情報が出てくるっていうのはかなり大事と言えます。

というのも、Lightningを使っていて何か困ったことがある時にググってすぐに解決すれば、ストレスないサイト運営が可能です。
その一方でググっても情報が出てこないとストレスに感じてしまい、サイト運営が煩雑になってしまう要因となります。

「多くの人が使っていてググれば情報が出てくる」についての口コミを見る
  • ネット上でもLightning Themeのカスタマイズ方法などが掲載されているので困った時もすぐ対応できます。(20代女性)
  • 初心者でもたくさんの人がネットで使い方を示しているので、少し勉強することで使えるようになりました。勉強時間のコストに対して出来上がりが様になるのでいいと思います。(20代女性)

メリット4.掲示板でわからないことを質問できる【Pro限定】

続いてのメリットは、有償ライセンスのProを使っている方限定ですが、掲示板でわからないことを質問できるという点です。
ググっていろいろ情報が出てくるものの、ご自身が困っていることドンピシャの内容が出てくるとは限りません。

そのような時に、相談できる相手がいるのといないとでは雲泥の差と言えますよね。
掲示板を利用することで設定内部やカスタマイズの仕方に迷ったら詳しい方に相談ができます。

「掲示板でわからないことを質問できる【Pro限定】」についての口コミを見る
  • 掲示板があって、カスタマイズのことなどわからないことがあれば詳しい人がすぐ解決してくれます。(30代女性)

メリット5.Bootstrap対応しているので開発しやすい

最後のメリットは、開発者目線でのメリットとなります。
Lightningは、Bootstrapをベースに作られたWordPressテーマなので、カスタマイズなどする際にBootstrapを使うことが可能です。

HTMLやCSSを学習する中で、レスポンシブ対応に手こずってしまう方も多いかと思います。
その時に大きな助けとなってくれるのがBootstrap。
ある程度仕組みを理解していれば、簡単にレスポンシブ対応のサイトを作れますよね。

Bootstrapに対応したテーマは少ないので貴重と言えます。

口コミによるWordPressテーマLightningのデメリット

次にLightningのデメリットについても見ていきましょう。

デメリット1.トップページの自由度の制約がある

一つ目のデメリットは、トップページの自由度に制約があるという点です。

ある程度自分好みに設定することはできますが、それでもやっぱり自由度の制約を感じるという方が多くいらっしゃいます。
実際に僕も使った時は感じました。

そのため、デザインに凝りたいという場合は、コーディングするかのちほど紹介するスキンを導入する必要があります。

「トップページの自由度の成約がある」についての口コミを見る
  • トップページのレイアウトの自由度がもう少し高いといいなと思っています。(30代女性)
  • ある程度テンプレートやデザインを調整したくなると、コードを調整する必要もあり拡張性にやや課題を感じております。(30代男性)

※コーディングでデザイン変更などしたい場合は、有償となりますが、僕の方で対応することも可能です。
ご希望の場合は、お問い合わせよりご連絡頂ければと思います。

デメリット2.Lightningを使っているとバレバレで他のサイトと被りやすい

続いてのデメリットは、Lightningを使っているとバレバレという点です。
WordPressを使っている方でなければそれほど問題ないですが、WordPressを使っている方にとってはLightningを使っているとすぐに分かってしまいます。

かつ、Lightningを使っている方のサイトは似ていることが多く、オリジナリティが出しづらいと言えます。

「Lightningを使っているとバレバレで他のサイトと被りやすい」についての口コミを見る
  • 使いやすいがゆえに周りと被りやすいところが少し残念な点でもあります。(30代男性)
  • 特徴的な装飾のため、見る人が見ればLightningで作ったとバレバレになってしまいます。(30代女性)

デメリット3.SEOに重要なタグの設定に注意が必要

最後のデメリットはSEOの観点で見たデメリットです。
デモサイトのタグの使い方を見ればわかるのですが、通常hタグは以下のような形で使います。

通常のタグの使い方

h1.○○○○○○○○○
h2.○○○○○○○○○
h3.○○○○○○○○○
h3.○○○○○○○○○
h2.○○○○○○○○○
h3.○○○○○○○○○
h3.○○○○○○○○○
h4.○○○○○○○○○
h4.○○○○○○○○○
h3.○○○○○○○○○
h2.○○○○○○○○

一方、2021/5/21にデモサイトを見ると以下のような見出しとなっていました。

Lightningのデモサイト

h1: Lightning × ExUnit 日本語デモ
h3: シンプルでカスタマイズしやすいWordPress.org登録テーマ
h3: – WEB TOTAL CONSULTING –
h3: サービス案内
h3: 会社案内
h3: 採用情報
h2: 会社案内
h2: ご挨拶
h2: 最新記事
h1: 最近の投稿
h1: Twitter
h1: Facebook

h1の次にh3が使われていたり、h1が最後に3つ入っていたりとGoogleが見るとわかりづらいタグの使い方となってしまっています。
細かくニッチな内容ですが、SEOで集客したいという方にとっては影響が出てしまう部分となります。

※ホームページ作成で、タグの使い方が最適化されているWordPressテーマを探しているならTCDがオススメです。

デザインや機能性を向上させたいならLightning Proとデザインスキンを導入しよう

ここまで、Lightningの特徴やメリットデメリットについて紹介してきました。

シンプルなサイトを簡単に作れるのが強みというものの、デザインの汎用性を増やしたいという方も多いのではないでしょうか?
そういう方にオススメなのはLightning Proとデザインスキンの併用です。

Lightning G3 Pro Pack(1年/3年/5年)を導入した上で、プラグインのデザインスキンを入れることでデザイン性を向上できます。

一例として挙げると以下のようなデザインを実現できます。

Lightning JPNSTYLE:5,500円
・・・旅館や日本伝統など和テイストのサイトを作れるデザインスキン。
Lightning JPNSTYLE

Lightning Pale:5,500円
・・・病院などで使える優しさを基調としたデザインのサイトを作れるデザインスキン。
Lightning Pale

Lightning Charm:5,500円
・・・ヘアサロンなどで使えるエレガントなイメージのデザインスキン。
Lightning Charm

Lightning Variety:5,500円
・・・ブログなどのメディア向けのデザインスキン。
Lightning Variety

なお、デザインスキンについてはライセンスではなく買い切りなので、1回購入すれば追加の費用はかかりません。
なので、イメージとしては以下の料金となります。

料金目安
  • 1年ライセンスでデザインスキンを導入:15,400円(9,900円+5,500円)
  • 3年ライセンスでデザインスキンを導入:31,900円(26,400円+5,500円)
  • 5年ライセンスでデザインスキンを導入:45,100円(39,600円+5,500円)

もしこの時点で、「あ、少しコスパ微妙かな…」と思ったら別のテーマを見てみるのもありです。
以下で紹介しているWordPressテーマのほとんどが、1回買い切りで1万円~3万円くらいが相場となっています。

まとめ

今回は、Lightningの評判について解説をしてきました。

おさらいするとLightningは以下のような方がオススメです。

Lightningがオススメな方
  • シンプルなデザインのサイトを作りたい
  • マウス操作のみでサイトを作りたい

もしデザインに凝りたい方は、Lightning G3 Pro Packを購入の上でデザインスキンを導入する必要があります。
とはいえ、実際に使ってみた感覚として操作性は抜群なテーマと言えますので、迷っている方は一度導入してみてはいかがでしょうか?
>>Lightning G3 Pro Packでサイトを作る

なお、 最初は無料版を使っていて後からProへアップデートすることも可能ですが、デザインが崩れたりする恐れがあります。
なるべく早めにアップデートした方がよいでしょう。

それでは、今回は以上となります。