「WordPressでSEOタイトルはどのようにつければいいんだろう?」
WordPressでサイトを作成し、SEO対策をしていく上で重要となるのがタイトル。
サイト全体でのタイトルも記事のタイトルもどちらもSEOで上位化するために切っても切り離せないものです。
なので、本記事では下記のテーマで解説をしていきます。
- WordPressでSEOタイトルを設定する方法
- SEOに効果的なタイトルのつけ方3つのポイント
- テンプレ内でのタイトルタグの設定の仕方
たかがタイトル、されどタイトル。
タイトル次第で上位化できるかできないか決まると言っても過言ではありません。
本記事は、現在WordPressエンジニア兼SEOコンサルのミツキが解説していきます。
参考までに僕の実績としては下記の通りです。
- 現役でWordPressエンジニアとして複数サイトを運営中
- フリーランスSEOコンサルとしてMAX100万/月ほど稼いだ実績あり(2020年4月)
- SEO集客をメインとしたブログでMAX45万/月ほど稼いだ実績あり(2020年4月)
タイトルはディスクリプションと合わせて検索結果にも表示される部分なので、しっかり理解した上で設定することが重要。
本記事で初心者でもわかるように詳しく解説していくので一緒に見ていきましょう。
【初心者でも大丈夫】WordPressはSEOタイトルの設定が超楽勝
まずWordPressでのSEOタイトルのつけ方について解説をしていきます。
基本的にはWordPressにおけるタイトルのつけ方は超楽勝ですが、サイトのタイトルと記事のタイトルがあるのでそれぞれ見ていきましょう。
サイト全体のタイトルタグ設定
サイト全体のタイトルは、テーマに限らず基本的には下記のように設定します。
「設定」->「一般」->「サイトのタイトル」にて設定をするだけです。
こちらの設定に関しては、「外観」->「カスタマイズ」->「サイト基本情報」->「サイトのタイトル」にも反映されます。
記事でのタイトルタグ設定
次に記事でのタイトルタグの設定ですが、固定ページと投稿記事(カスタム投稿も含む)いずれにおいても一番上のタイトル欄に入力すれば問題ありません。
基本的には上記の設定のみで良いのですが、テーマによってはプラグインを使った方がSEOにプラスに働きます。
初心者はプラグインでタイトルタグを設定するのも効果的
SEOのタイトルタグを設定できる有名なプラグインとしては下記2つです。
- Yoast SEO
- All in One SEO
後者の方が使っている方が多い印象ですが、バグも多いプラグインなので僕は前者のYoast SEOを使っています。
Yoast SEOに関しては、サイトのタイトルタグと記事のタイトルタグそれぞれ下記で設定を行います。
サイトのタイトルタグ
Yoast SEOのプラグインを有効化後、「SEO」->「一般」->「設定ウィザード」を開きます。
6ステップ目にタイトルを設定する箇所があるので、サイトのタイトルを入力します。
「タイトル区切り」には、各ページのタイトルとサイトタイトルを区切るための記号を何にするかを設定します。
例を示すと下記の通りです。
「WordPressでコーポレートサイトを作る際のおすすめテーマ8選 – プロテク」
上記で赤字に設定している部分が「タイトル区切り」に当たります。
続いて記事のタイトルタグに関しては、下記のように設定します。
記事のタイトルタグ
「SEO」->「検索での見え方」->「コンテンツタイプ」->「SEO title」にて設定を行います。
投稿(post)と固定ページ(page)あるのでそれぞれ設定を行いますが、基本はデフォルト設定で問題ありません。
以上がタイトルの設定の仕方ですが、具体的にタイトルを設定する際にどのような点をおさえておけばいいのかポイントを見ていきましょう。
SEOに効果的なタイトルをつけるポイント
SEOに効果的なタイトルをつけるポイントとして、ここでは3つ重要なことをお伝えしていきます。
ポイント1.狙っているキーワードを含める
まず一つ目は狙っているキーワードをタイトルに含めるということです。
「wordpress seo」でSEO上位化を狙うのであれば、「wordpress」と「seo」は必須で入れるという意味です。
加えて、キーワードを入れることに関連すると下記の点も意識すると良いでしょう。
- 極力狙っているキーワードの順番で入れる
(検索上位のタイトルが順番入れ替わっている場合は気にしなくてもOK) - 入れる位置は特にこだわる必要なし(昔は左詰めが効果的だった)
ポイント2.30文字前後に伝えたいことを入れる
2点目は30文字前後に伝えたいことを入れるという点です。
冒頭でも書いた通り、タイトルは検索結果にディスクリプションと一緒に表示されます。
Googleの仕様により表示される桁数は変わりますが、2020年10月現在でいうと全角30文字くらいが表示されます。
なので、読者がクリックしてページを見るかどうかはタイトルの見えている部分に影響されるので、30文字以内に読者に伝えたいことを入れておくことが大事です。
ポイント3.記事の内容をわかりやすく伝える
最後の3つ目のポイントは記事の内容をわかりやすく伝えるということです。
よく言う「釣りタイトル」は読者のことを裏切ることになるので絶対使わないようにした方が良いでしょう。
例えば「SEOで絶対に上位化できる施策3ポイント」みたいなタイトルですかね。
SEOにおいて絶対に上位化できるなんて施策はないので、そもそもNGですしそのような内容になっていないのであればNGです。
記事の事をわかりやすく表現するタイトルをつけるようにしましょう。
【中級者以上向け】WordPressのテンプレファイルでのSEOタイトルの設定方法
ここまでは初心者向けにWordPressでのSEOに効果的なタイトルのつけ方を解説してきました。
最後に、SEOを更に極めたい方やWordPressでサイトを制作する方向けにワンランクアップするための方法についても解説していきます。
具体的にどういうことかというと、上記で設定したタイトルがソースコード上でどのようになっているかを知り、自由自在に設定することが大事です。
実際に検索上位を取れている記事のソースコードでも良いですし、本記事のソースコードを見て頂けるとわかりやすいです。
上記の画像を見るとtitleタグが4つ見つかるかと思います。
赤枠で囲っている「og:title」や「twitter:title」に関しては、OGPの設定と言い、SEOというよりはSNSなどでシェアした時に表示されるものです。
SEOに肝心な部分は青枠の「title」の部分ですね。
Yoast SEOを使うと自動で反映してくれます。
基本的にはheader.phpで設定を行う
titleタグもOGPのタイトルも自分で設定する場合は、header.phpにてheadタグ内に記述します。
タイトルの設定の部分のみを抜粋すると、下記のように記述すればtitleタグとして設定できます。
<meta name="twitter:title" value="<?php the_title(''); ?>"/>
<meta property="og:title" content="<?php the_title(''); ?>" />
<title><?php the_title(''); ?></title>
the_title(”)でタイトルを取得して表示してくれます。
OGPは他のタグとひとまとめで、titleタグに関してはmetaタグの前に記述するとわかりやすいです。
正直、Yoast SEOも入れずに自分でコード書いちゃった方が良いので、本サイトもそのうち改修するつもりでいます。
他のphpファイルはheader.phpを呼び出せばOK
WordPressの構造をご存知の方であれば必要ない解説ですが、header.phpは単体で使わずに他のphpから呼び出します。
主に下記のようなファイルから呼び出しするのが一般的ですね。
- category.php カテゴリーページのテンプレート
- index.php トップページのテンプレート
- page.php 固定ページのテンプレート
- single.php 投稿のテンプレート
呼び出す際は呼び出したい箇所に下記を記述します。
<?php get_header(); ?>
ちょっと開発者目線ではありますが、WordPressサイトを運営しているのであればおさえておきたいポイントをお伝えしました。
まとめ
今回はWordPressにおけるSEOに効果的なタイトルの設定に関して解説をしてきました。
タイトルをうまく設定できるかどうかはSEOにおいて非常に重要な要素です。
最優先すべきは読者が求めるコンテンツを届けるということですが、今回解説したタイトルの設定の仕方に関してはしっかりとおさえておきましょう。
SEOに効果的なタイトルのつけ方について、以下の記事でも解説しているので参考にどうぞ。
SEOにも読者にも効果的なブログの記事タイトルの付け方を検索順位の調べる方法から検索順位を上げる方法をわかりやすく解説しています。記事順位をしっかり確認することはブログで稼ぐ上で必須なので、しっかりと確認していきましょう。