WordPressエンジニア 年収&なり方
WordPressエンジニアに興味がある人

「WordPressエンジニアになるとどれくらいの年収稼げるようになるんだろう?」
「どうすればWordPressエンジニアになれるかなぁ?」

世界で多くのウェブサイトで使われているWordPress。
エンジニアとして、WordPressを扱う仕事に就こうと思う方も多くいます。

RubyやPythonなどを扱うエンジニアほどではないですが、WordPressを扱うエンジニアもまだまだ捨てたものではないと僕は感じています。
実際に僕は現在WordPressエンジニアとして週3フルリモートで働いています。

なので、本記事ではリアルな経験を元に下記のテーマで解説をしていきます。

本記事のテーマ
  • WordPressエンジニアがどんなことをするのか?
  • どのようなルートでWordPressエンジニアになることができるのか?
  • WordPress+@で身につけておきたいスキル

これからWordPressを活用して、エンジニアを目指したいという方は是非参考にして頂ければと思います。

ミツキミツキ

僕はフリーランス歴としては6年強。
元々プログラミング経験がほとんどないまま、独学でWordPressのスキルを身につけてWordPressエンジニアとなった経験を元に解説します。

※本記事での働き方は、2020年8月時点のものです。
現在は働き方をまた変えています。

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結論:WordPressエンジニアはロースキルでも年収600万円稼げる【実体験】

まず気になるWordPressエンジニアの年収について触れていきます。
僕は現在WordPressエンジニアとして下記の働き方をしています。

働き方
  • 1週間の稼働は月水金の3日間
  • 1日の労働時間は8時間
  • 働く場所はフルリモートなので自宅

    月の稼働時間としては100時間弱。
    通常の週5日8時間勤務と比べると6割くらいの稼働となります。

    上記の働き方で、

    現在の月収は33万円

    です。
    つまり年収に換算すると396万円です。

    僕は他の時間を他の仕事やプライベートに充てたいので、週3日だけWordPressエンジニアとして働く選択をしていますが、普通に週5日働いた場合で考えると660万円となります。
    ちなみに僕がWordPressエンジニアになるために学習に充てた時間としては下記の通りです。

    学習時間
    • HTML/CSSの基礎を学習:3週間
    • HTML/CSSのみでサイトの模写:2週間
    • WordPressでブログを運営:2年

      WordPressでブログを運営している期間は長いですが、多分HTML/CSSをちゃんと理解できていれば1か月くらい触ればそれなりにいけるはずです。
      ※WordPressはPHPをいじることになるので、HTML/CSSにないLOOP処理やIF処理などの仕組みをしっかり理解することが不可欠

      なので、3か月くらいの学習時間で年収600万円が可能というのが僕の実体験で感じたところですね。
      ただ、「たまたま良い案件があったからでしょ?」と思う方もいるかと思うので、大手フリーランスエージェントのレバテックフリーランスの求人情報を一例にあげると下記の通りです。

      WordPressエンジニア求人例

      フリーランスの案件なので実務経験として2年は必要となりますが、月収80万円なので年収に直すと960万円いける可能性がある計算になります。
      もちろん2年だけの経験だけだとそこまでいかないと思いますが、年収600万円は余裕ですね。

      案件があるかどうかはその時々になってしまうものの、RubyやPythonなどより基礎としては学びやすいスキルなので個人的にオススメです。

      WordPressエンジニアとしての仕事内容

      それでは、WordPressエンジニアの年収を見たところで、実際にどのような仕事をしていくのかも見ていきましょう。
      ざっと僕が現在やっている業務を箇条書きで書くと下記の通りです。

      仕事内容(概要)
      • HTML/CSSを使ってデザインの調整
      • PHPを使って表示項目の変更や追加
      • 新しいページの作成
      • プラグインの追加と設定

        簡単に書くと以上の4つの業務となります。
        メインとなるのはCSSでデザインの調整とPHPを使った表示項目の追加や変更ですが、デザインは基本的に先方からもらうのでデザインのスキルは特に要りません。

        デザインセンスがあることに越したことはないですが、なくてもOKなのでわりかしロースキルでもできちゃいます。

        未経験からWordPressエンジニアになるための方法

        上記で簡単に僕がWordPressエンジニアになるためにかけた学習時間の紹介をしましたが、未経験の方が具体的にどのような方法でWordPressエンジニアになれるのか解説をしていきます。
        WordPressエンジニアになる方法は大きく3つあります。

        プログラミングスクールを活用する

        まず独学だと挫折しやすいという方は、プログラミングスクールを活用するのが良いでしょう。
        数多くのプログラミングスクールがありますが、下記の記事にてオススメのプログラミングスクールを紹介しています。

        最近はRuby推しのプログラミングスクールが多いですが、テックアカデミーコードキャンプではWordPressに特化したコースがあります。
        各コースの詳細について気になる場合は、下記の記事にて解説しています。

        また、WordPressを学ぶのにオススメなプログラミングスクールについて下記にて解説しました。

        WordPressスキルを身につけることができるプログラミングスクールのオススメ3社を紹介。WordPressは初心者でもとっかかりやすいスキルながら、月収50万以上稼げる可能性を秘めています。未来を変えたい方は是非参考にどうぞ。

        独学でスキルを身につける

        続いては、僕と同じように独学でスキルを身につけるという方法です。
        WordPressの使い方に関してはググれば色々と情報が出てきますが、僕が学習した方法として下記の方法をオススメします。

        • HTML/CSSの基礎を学習する
        • HTML/CSSの力試しでサイトを作ってみる
        • WordPressの基本的な仕組みを理解する

          HTML/CSSの基礎の学習に関しては、Progateやドットインストールなどの動画教材も良いですし、僕はテックアカデミーのYouTubeチャンネルを一通り見ました。

            BootstrapやJavaScriptについても学習できた方が良いですが、時間があればという感じです。
            力試しのサイト作りで挫折してしまう方もいるかと思いますが(僕も挫折しかけました笑)、頑張ってみてください。
            ちなみに僕はAirbnbのサイト2つの模写とポートフォリオサイトを作りました。

            WordPressの基礎の部分は、基本的なWordPressの作りを理解すればOKです。
            本サイトでも今後解説する記事を追加するつもりでいますが、下記のページがわかりやすいです。

            HTML/CSSの学習でもそうですが、基本的に記事や動画を見るだけでなく、実際にWordPressでサイトを立ち上げて手を動かすようにしましょう。
            見て理解したつもりになっていても、実際に手を動かすと想定と違うことがよくあるのがプログラミングの世界です。
            思い通りにWordPressでサイトを作れるようになれば一旦OKです。

            WordPressの基礎の部分は本を購入するのもあり

            WordPressの基礎の部分はサイトや動画を見るのではなく、本を購入するのもありです。
            古い本も多いですが、基本的なところは今も昔も大きく変わっていません。

            僕も下記の本を購入しました。

            WordPressの基礎まで身についたら、とにかく仕事を受注していきましょう。

            未経験OKなIT企業へ転職する

            3つ目の方法は、未経験OKなIT企業へ転職してしまうという方法です。
            30代になると未経験でノースキルの人を雇ってくれる会社は中々ないですが、20代であれば未経験でも雇ってくれる会社は沢山あります。

            ワークポートリクナビといった転職サービスに登録してIT未経験者でも転職できる企業を探せばOKです。
            IT企業に強い転職エージェントについては下記の記事でも解説をしています。

            しっかりスキルを身につけてから転職しようと思う方が多いですが、ぶっちゃけ未経験でも入れて成長できる会社に入った方が手っ取り早いんですよね。
            スキルを身につけてもしっかり活用できなければ元も子もないので、成長できそうで未経験でも入れる会社があったら転職してしまいましょう。

            WordPressエンジニアの仕事を獲得する手段

            転職して即WordPressエンジニアになる場合は特に気にする必要ないですが、独学やプログラミングスクールを活用する場合は自分で仕事を獲得する必要があります。
            未経験でフリーランスとして仕事を獲得するのは少し大変ですが、できないことはありません。

            まずWordPressでの制作実績を作ることが大事ですが、色々と仕事マッチングサービスがあるのでそちらを活用して仕事を獲得していくのが良いです。
            僕も登録しているものとして下記がありますが、今受けている仕事はAnother Works(現複業クラウド)で見つけました。

              下記で紹介しているフリーランス向けのエージェントに登録するのもありですが、未経験だと弾かれてしまいます。
              なので、上記のような仕事のマッチングサービスを使うと効果的です。

              ちなみに僕は経験を積むためにTwitterで下記のような募集をして2サイト無償で作りました。

              無償で働くのは嫌と思う方もいるかと思いますが(僕も本当は嫌です笑)、うまく仕事を獲得できない場合は将来のための健全な投資として、手段の一つとして活用してみましょう。

              WordPressエンジニアとして市場価値を上げるために身につけたい+@のスキル

              ここまでWordPressエンジニアの現実と道のりをお伝えしてきましたが、最初に書いたようにRubyやPythonのエンジニアと比べるとWordPressエンジニアは多少市場価値が下がります。
              平均月収でいうと5~10万円くらいの違いが出てきます。

              具体的な数値に関して、レバテックフリーランスの案件の平均月収で見ても下記のような違いがあります。

              スキルによる平均年収の差
              • WordPress(PHP):平均単価73万円
              • Ruby:平均単価79万円
              • Python:平均単価78万円

                仮に誤差が月に5万円だとしても年間60万円、10年だと600万円の差になるのでかなり大きい違いがあります。
                WordPressエンジニアとして経験を積んでからRubyやPythonをやるのもありですが、個人的なオススメとしてはSEOのスキルを身につけることです。

                SEOは簡単にいうと、自分のサイトやクライアントのサイトを狙ったキーワードで検索の上位に上げるための施策です。
                Web集客する上での一つの手段として昔からよく使われており、WordPressでのサイト制作との相性がとても良いです。

                実際に僕はSEOスキルを先に体得して、それだけでMAX150万円ほど稼いだ月があります。
                SEOノウハウについては、本ブログのSEO対策カテゴリーにて解説しているので気になる方は覗いてみてください。

                というわけで今回は以上となります。