「ホテルのホームページを作るのにオススメのWordPressテーマはどれだろう?」
「ホテルのホームページはどのように作ればよいだろう?」
ホームページを作るのに便利なWordPress。
ホテルのサイトを作ろうと思って、WordPressを使おうと考えている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、WordPressでサイト制作やWeb集客のコンサルをしているプロが、ホテルのサイトを作るのにオススメのWordPressテーマやサイト制作のポイントを解説します。
というわけで、本記事の解説をするミツキの簡単なプロフィールです。
先に言っておくと、本格的な予約機能がついたサイトを作りたいのであれば、WordPressで作るのはオススメしません。
ホテルのサイトを作るポイントでも解説をしますが、カレンダーも決済機能も予約機能も…という感じでいろいろつけるとサイトが遅くなります。
なので、どのような形でサイトを作るのがオススメなのかもしっかり解説をしていくので、漠然とホテルのホームページを作りたいと思っている方には参考になるかと思います。
オススメのWordPressテーマについてもわかりやすく紹介をしますが、オススメは以下の3つです。
旅館にオススメなテーマについては、和風・旅館にオススメなWordPressテーマとサイト制作のポイントを参考にしてみてください。
それでは、サイト作りのポイントから詳しく見ていきましょう。
※もしサイト制作やWeb集客を外注したいのであれば、僕の方で対応することも可能です。
ご興味がある方は、Webサイト制作のページをご覧ください。
WordPressでホテルのサイトを作るポイント
まずは、WordPressでホテルのサイトを作るポイントについて見ていきましょう。
3つのポイントについて、ひとつずつ解説していきます。
ポイント1.ブランディングのために作るのがオススメ
ひとつ目のポイントは、サイトはブランディングのために作るのがオススメという点です。
冒頭でも書きましたが、複雑な本格的な予約機能をつけるならWordPressで作るのはオススメしません。
例えば、以下の富士屋ホテルのページについて見てみましょう。
※参考:富士屋ホテル
上記のような機能をつける場合、以下のような機能をサイトに盛り込んでいく必要があります。
- カレンダー上の空き室の確認
- 空き室があるところに予約
- 予約の際に決済をおこなう
- 予約情報の変更・確認・取消
WordPressで作れないこともないですが、WordPressで作る場合もそうでない場合も300万以上予算がある場合に限りという形です。
ちなみにWordPressで本格的なサイトを作るのであれば、後述で紹介するような既存のWordPressテーマではなくゼロから自作したものの方がよいでしょう。
それほど予算が取れない、、、という場合は、ブランディングとしてホームページを作るのがオススメです。
トリバコや楽天トラベルなどのホテル予約サイトで予約管理や集客をするにしても、ホテルのサイトを見て詳細を知りたい方も一定数います。
その際に、ホテルのことをわかりやすく伝えるホームページがあればムダな取りこぼしをせずに済みます。
加えて、ホームページでも3つ目のポイントで解説をしている、集客面をしっかり考えてホームページを作れば集客のルートを複数作れます。
ちなみに簡単な予約システムであれば、Booking Packageというプラグインを使うことでできます。
Booking Packageは、予約機能・決済システムなどをつけられます。
ただし、無料だと機能制限が多く、またホテル予約サイトにも情報を掲載している場合は予約情報の整合性をうまく取る必要があります。
そのため、運用コストを考慮して作成するようにしましょう。
ポイント2.無料で作りたいなら作らない方がよい
ふたつ目のポイントは、無料で作りたいなら作らない方がよいです。
上記のひとつ目で書いた通り、ホテルのホームページはブランディングのために作った方がよいです。
ブランディングのために作るのであれば、サイトのデザインもある程度必要となります。
WordPressテーマの中には、無料のものもたくさんあります。
海外のものも入れると数えきれないほどありますが、運用面も考えて扱いやすい無料テーマとなると、デザインが洗練されたものはないといってもよいでしょう。
仮にデザインスキルがあってプログラミングもできるのであれば、無料テーマをカスタマイズして使うのもありです。
しかし、スキルもないのに無料テーマを使うとダサいホームページしかできず、結果としてホテルのイメージを壊すことになりかねません。
そのため、
- 有料のWordPressテーマを使う
- 制作会社や制作フリーランスに依頼する
のがよいでしょう。
なるべく安く作ろうではなく、ホテルの魅力を最大限伝えられるサイトを作るように心掛けることが最優先です。
ポイント3.集客方法を決めてサイトを作ること
最後のポイントは、集客方法を決めてサイトを作ることです。
当たり前と思われる方もいるかもしれませんが、集客の方法を考えずにサイトを作る方は多くいます。
その結果、サイトを作ったものの集客できずにサイトの意味がない…なんてことも起こりえます。
なので、サイトを作る前にどんな方法でWeb集客するか考えておきましょう。
Web集客の方法で代表的なものは以下です。
- SEO
- YouTube
ひとつ例として、僕が得意なSEOについて見てみましょう。
長野県上田市でホテルを営んでいる場合、「長野県 ホテル
」とか「上田市 ホテル
」というようなキーワードで上位をとりたいと思うかもしれません。
ただ実際に検索してもらえればわかりますが、ホテル予約サイトばかりなので、上位を取るのはかなりキツいです。
なので、オススメとしては以下のような感じです。
- ホームページ内で観光名所に関する情報を紹介する(例:
上田城+@
、サマーウォーズ 舞台
) - CTAなどでホテルの紹介をする
観光名所に興味をもって調べているものの、ホテルをまだ決めていない方であればホテルに興味を持ってくれる可能性もあります。
SEOを例にして挙げましたが、各集客方法によってサイトの作り方も少し変わってきます。
あらかじめ決めておくようにしましょう。
ホテルサイトを作るのにオススメなWordPressテーマ3選
それでは、ここからはホテルのサイトを作るのに、オススメなWordPressテーマを3つ紹介していきます。
ご予算があるなら、WordPressテーマは以下の理由より自作するのがオススメです。
- 自作のWordPressテーマはオリジナルのデザインにできる
- 既存WordPressテーマは使わない機能が含まれる場合もあり、そうなるとムダとなりパフォーマンス悪化の原因にしかならない
- 管理画面が複雑でわかりづらい場合がある(使っていないものも管理画面上に出てしまう)
基本的に40万円~となりますが、自作テーマを使ったサイト制作は僕の方で対応できるので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。
和風のホテルに特にオススメな「TCD KADAN」
料金(税込) | ¥22,800 |
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おすすめポイント |
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概要 | KADAN(華壇)は日本らしさをふんだんに盛り込んだTCDのテンプレートです。 デモサイトを見ればわかる通り、和を感じさせるデザインで洗練されており、旅館や神社・日本料理店などのホームページ作成に打ってつけのテーマと言えます。 TCDとしてははじめて公開された和のテーマなので、利用者も多いです。 |
TCD KADANをホテルで活用している例
TCD KADANはいろいろなホテルで使われており、ほんの一部のサイトを紹介すると以下の通りです。
北海ホテル
博多サンライトホテル檜乃扇
HOTEL SEN – 大阪・なんばの道頓堀のホテル
ラクラッセドゥシェネガ【公式】湯河原温泉リゾートホテル
鳴門グランドホテル海月
洗練されたデザインのサイトを作るなら「TCD VOGUE」
料金(税込) | ¥19,800 |
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おすすめポイント |
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概要 | VOGUEは非常に洗練されたデザインのTCDテンプレートです。 公式サイトにリゾートホテル向けとも書かれている通り、おしゃれな雰囲気のホテルに向いています。 とにかくデザインのよさにこだわりたいホテルにオススメです。 |
TCD VOGUEを使ったホテルサイト例
ホテルSUI神田byABEST
Resort & Hotel LaVieEn
高度な検索機能をつけたサイトを作るなら「TCD GENSEN」
料金(税込) | ¥39,800 |
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オススメポイント |
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概要 | TCD GENSENは、ポータルサイト向けに作られた高度な検索機能がついたWordPressテーマです。 ホテルによっては、いろいろな検索機能をつけたい場合もあるかと思います。 デザインもしっかりしているので、高級感漂うサイトを作れます。 |
TCD GENSENを使ったサイト例
軽井沢ホテルパイプのけむり
まとめ
今回は、ホテルのサイトを作るポイントやオススメのWordPressテーマを紹介してきました。
あらためてオススメのテーマを書くと以下の3つです。
あくまで一例として3つ紹介しているだけなので、ホテルのイメージと違うようであれば別のテーマを選びましょう。
重要なのは、コンセプトに合ったテーマを選ぶことです。
以下の記事でもオススメのWordPressテーマを紹介しています。
WordPressテーマでオススメな有料6個と無料4個を厳選紹介。収益性、SEOを含めた集客性など客観的な視点を踏まえて、本当にオススメしたい10個と目的別のオススメを紹介しています。すべて日本語対応で初心者必見です。
もし本記事を読んで、サイト作り自体を外部へお願いしようと思ったのであれば、お気軽にミツキまでご相談いただければと思います。
どんなサイトにするかにもよりますが、25万円~対応させていただきます。
ご予算があるなら、WordPressテーマは以下の理由より自作するのがオススメです。
- 自作のWordPressテーマはオリジナルのデザインにできる
- 既存WordPressテーマは使わない機能が含まれる場合もあり、そうなるとムダとなりパフォーマンス悪化の原因にしかならない
- 管理画面が複雑でわかりづらい場合がある(使っていないものも管理画面上に出てしまう)
基本的に40万円~となりますが、自作テーマを使ったサイト制作は僕の方で対応できるので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。