SEO重複コンテンツ
SEO初心者

SEOにおける重複コンテンツってなんだろう?何に気をつければいいの?

SEOにおいてご法度、Googleに嫌われる重複コンテンツ。
重複コンテンツという言葉はわかるものの、具体的にどういうものなのか?どういう点に気をつければ良いかわからないという方もいるかと思います。

重複コンテンツは最悪の場合、Googleからペナルティを受けて使用しているドメインが再起不能になってしまうこともあります。
逆にしっかりとどういうことかを理解すればコンテンツ作成の道しるべになります。

なので、本記事を参考に重複コンテンツに気をつけながらコンテンツ作成に励んで頂ければと思います。

ミツキミツキ

本記事を書いている僕の2020年9月時点のざっくりとしたプロフィールは下記の通り。

  • ブログは2018/8にスタートし、毎月10~20万の売上
  • 今までの月の最高の売上はブログで44万円、SEOコンサルで100万円ほど
  • 現在はブロガー兼SEOコンサルとして活動中
  • Twitter(@ptnimz1987)はフォロワー1万人弱

※詳細はミツキのプロフィール参照

企業のSEOコンサルをやったり個人ブログの添削をやったりする中で、重複コンテンツを作っているメディアが多いというのは正直に感じています。

なので、本記事では陥りがちな重複コンテンツについて下記のテーマで解説をしていきます。

本記事のテーマ
  • 重複コンテンツとはなにか
  • 重複コンテンツによるデメリット
  • コンテンツを作る上で重複コンテンツを避ける方法

良いコンテンツを作っていきたいという方は是非参考にして頂ければと思います。

YouTubeでも同テーマで解説しているので、動画や音声で学びたい方は下記からどうぞ。

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SEOにおける重複コンテンツの脅威!種類とデメリット

まず始めに重複コンテンツとは何なのかについて説明しておきます。

重複コンテンツとは、簡単にいうとコピーコンテンツのことです。
言ってしまえば、他の記事をコピーして新しい記事を作ることを指しますが、大きく2種類あります。

  1. 他サイトと被っている
  2. 自サイトで被っている

それぞれについて見てみましょう。

重複コンテンツの種類1.他サイトと被っている

まず一つ目は、他サイトと被ってしまっているというケースです。

他サイトと被るのは、特に外部のライターへライティングを依頼した際に起こりやすいですね。
ランサーズクラウドワークスでライターを探すことも多いと思いますが、ライターによっては他のサイトの記事をコピーして…なんてことがあります。

次に挙げる自サイトでの被りよりも深刻な問題が発生することがあるので注意が必要です。

重複コンテンツの種類2.自サイトで被っている

2つ目は自分のサイトの中で記事の内容が被ってしまっているというケースです。

自分で記事を書いていても「同じような記事を書いてしまった…」なんて経験ある方もいるのではないでしょうか?
キーワードをしっかり考えていなかったり、行き当たりばったりで記事を書いていたりすると起こりえることです。

それでは、重複コンテンツによるデメリットはどのようなものがあるでしょうか?

重複コンテンツによるデメリット

重複コンテンツによる一番のデメリットは、SEOで検索上位化できないという点です。

Googleは新しいコンテンツを好むという性質があるため、基本的に同じようなコンテンツがあると上位化させてくれません。
ドメインパワーがよっぽど高ければ上げてくれる場合もありますが、一般的に上げてくれないと考えた方が良いでしょう。

更に、他サイトと被る場合、最悪のケースだと訴訟リスクがあります…。

ミツキミツキ

実際に被っていたというかパクりが判明して数百万動いたという話を聞いたことがあります。
特に企業サイトで他のサイトの記事をパクったりすると企業としての信用問題につながります。

そして、自サイトで被っている場合に関しても、他サイトと被っている場合に関しても、コンテンツを作るために費やした労力や時間やお金を全て無駄にしてしまうことがあります。

なので、次に見るように重複コンテンツを作らないようにしっかりと対策をしていきましょう。

補足

Google公式にも重複コンテンツについて記載があります。

ガイドラインの「重複コンテンツの作成を避ける」でも書かれているので、Googleの方針を更に詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

SEOでマイナスにならないために重複コンテンツを見極める方法【他サイトと比較編】

まず他サイトと被ってしまうという問題について、回避方法を解説します。

やるべきこととしては3つあります。

1.別の方法でライターを確保する

クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングでライターを確保している場合は、まず他の方法でライターを確保する方法を検討しましょう。
クラウドソーシングはライターの質がピンキリなので、他の方法として下記のような方法を検討すると良いですね。

ライターを探す方法

サグーワークスは一定の審査を通過した方のみにライターを依頼できるサービスです。
専任のディレクターが納品までサポートしてくれたり、コピペチェックもできたりするのが魅力。
クラウドソーシングよりも良質なコンテンツを作ることができます。

SNSに関しては、実績やこれまでの経歴をしっかり公開している方、顔出しや実名でやっている方であれば更に良いでしょう。
Twitterで探すと意外に良いライターさんを見つけることが可能です。

2.コピペチェックを実施する

外部へライターを依頼する際は特にコピペチェックもしっかり実施すると良いでしょう。
4000文字までという文字数の制限はありますが、下記のサイトを利用すると無料でコピペチェックすることができます。

CopyContentDetector

※有料プランにすると8000文字までチェックすることが可能となります。

外部へライターを依頼する場合は、上記で紹介したサグーワークスだとコピペチェックもついていて良いですね。

3.コピペの恐れがあるコンテンツは作り直す

既にコピペの恐れがあるコンテンツがある場合はコンテンツを作り直しましょう。
特にコンテンツがしっかりしているのに順位が中々上がらないという場合、オリジナリティが低い可能性があります。

オリジナリティがあるコンテンツを作るために手っ取り早い方法は、インタビューやアンケートを取るという方法です。
他のサイトがやっていないことをやることでオリジナルコンテンツを作ることができます。

SEOでマイナスにならないために重複コンテンツを見極める方法【自サイトでの比較編】

次に自分のサイト内で記事の内容が被ってしまうというケースです。
「そんなことあり得ない…」と思って、ブラウザの×ボタンや戻るボタンをクリックしようと思っている方、ちょっと待ってください。

上記でも触れた通り、自サイトで重複コンテンツがあることでSEOで損をしているケースはよくあります。

重複コンテンツを作らないためにまずやるべきはサイト設計

これからメディアを育てていくということであれば、まずはサイト設計をしっかりやることをオススメします。

サイト設計でやるべきこと
  • 当面の執筆予定のキーワードを決めておく
  • 各記事の導線を決めておく

サイト設計をやるだけで、重複コンテンツはある程度防ぐことができます。
マインドマップを使ってサイト設計をするのがオススメですが、以前設計の仕方についてYouTubeでライブを行いました。

また改めて記事化するつもりですが、現時点でチェックしたいという方は上記のライブ動画にて、不要な部分は早送りしながら見て頂ければと思います。(無言の部分が多いです…笑)

記事作成後に重複コンテンツを見極める方法3種類

自サイトの重複コンテンツを見極める方法は3つあります。
恥ずかしながら僕が運営しているブログでも重複コンテンツがあるので、実際の画面をお見せしながら見つけ方を紹介していきます。

1.実際に検索してみる

一番手っ取り早い方法は実際に検索してみることです。
「ギークスジョブ 2ch」で検索すると5位と6位に僕のブログが出てきます。

重複コンテンツ見つけ方1

2.Rank TrackerやGRCを活用する

2つ目の方法はRank TrackerやGRCを使うという方法です。
僕が使用しているのは、Rank TrackerなのでRank Trackerの画面をお見せすると下記の通りです。

重複コンテンツ見つけ方2

「Google.co.jp Rank」の数字の右に〇…と入っている場合、複数のページでランクインしていることとなります。

※Rank Trackerの使い方については、「Rank Trackerの使い方」で詳しく解説しています。

3.Google Search Consoleで確認

3つ目の方法は、Google Search Consoleでの確認です。

「検索パフォーマンス」から「検索キーワード」で検索、ページタブをクリックすると複数のページがランクインしていることがわかります。

重複コンテンツ見つけ方3

ミツキミツキ

それほど影響なさそうなキーワードなので放置していますが、もし複数記事で重複している場合はしっかりと対策した方が良いですね。

※今後リライトするかもしれないので、画面は2020/9/21のものです。

重複コンテンツを見つけた際の対策

それでは、自サイト内で重複コンテンツを見つけた際はどのような対策を取れば良いでしょうか?

上記の例だとわかりやすいと思いますが、5位と6位の記事で下記のように書いています。

  • 5位の記事:ギークスジョブの評判について、2chでの口コミについても書いている。
  • 6位の記事:PE-BANKの評判について、2chでの口コミについても書いており、文中で「ギークスジョブ」という単語を入れている。

取るべき対策としては、一方の記事から該当の内容を削除すれば良いだけです。

上記を例にするのであれば、6位の記事から「ギークスジョブ」という単語を消すという対策となります。
実際にリライトした実例に関しては、下記の動画で解説をしています。

主にGoogle Search Consoleを活用したリライト方法として紹介していますが、参考になると思うのでまだ見ていないという方は参考にしてみてください。

 

まとめ

今回はSEOにおける重複コンテンツの脅威、取るべき対策について解説をしてきました。

結構やりがちで甘く見がちな重複コンテンツ。
重複コンテンツをなくすだけでSEOで上位化できるようになることも可能です。

良質なコンテンツで読者を喜ばせるためにもしっかりと予防&対策していきましょう。

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