- SEOってもうオワコンなのかな?もうSEOを攻略するのは難しい?
昨今のSEO事情でいうと、2018年後半以降Googleのアップデートの影響で検索上位化が難しく感じてきたという方が多くいます。
その影響で個人ブロガー・アフィリエイターだけでなく、企業でも参入を躊躇するところが出てきています。
そんな中で僕は2018年8月頃からSEOを頑張り始めて、自分のブログとSEOコンサルで月の売上としてMAX150万円程の売上を上げた実績があります。
そんな僕の2020年9月時点のざっくりとしたプロフィールは下記の通り。
- ブログは2018/8にスタートし、毎月10~20万の売上
- 今までの月の最高の売上はブログで44万円、SEOコンサルで100万円ほど
- 現在はブロガー兼SEOコンサルとして活動中
- Twitter(@ptnimz1987)はフォロワー1万人弱
※詳細はミツキのプロフィール参照
Twitterでタイムラインを見ていてもSEOに対して悲観的な声をよく見ますが、そもそもSEOの本質をしっかり考えてない方が多いというのが感じているところです。
そこで今回は下記のテーマにて解説をしていきます。
- SEOがオワコンではない理由
- 今後もSEOで戦っていくために大事なこと
SEOでコンテンツを検索上位化させたいという方は是非参考にして頂ければと思います。
YouTubeでも同テーマで解説しているので、動画や音声で学びたい方は下記からどうぞ。
SEOがオワコンなのは嘘である根拠は『Googleの成長』
まず始めにSEOがオワコンと言われている背景やオワコンが嘘である理由について解説していきます。
そもそもSEOがオワコンと言われるようになった最大の理由
SEOがオワコンと言われるようになった最大の理由はGoogleのアップデートです。
Googleは日々検索順位の改善に努めていますが、2020年9月現在でいうと年に3~4回くらい大きめのアップデート(コアアップデート)があります。
2018年後半に行われたコアアップデートにより、特にYMYLのジャンルで専門性が高いサイトでないと検索上位化が難しくなってきました。
YMYL(Your Money or Your Life)とは、お金や人生(健康や安全など)に大きく影響するものとGoogleが定めているものです。
わかりやすいものでいうと、医療に関わるものや美容に関わるものを指します。
YMYLはこのキーワードと定義されているわけではないですが、下記のようなページが検索上位を独占している場合はYMYLと考えて良いでしょう。
- 企業の公式サイト
- 病院・医院の公式サイト
- ニュースサイト
一概にコレという定義がないので、あくまで僕の考えです。
SEOがオワコンだというのは勘違いである理由
上記の背景だけを見ると、個人やベンチャー企業がSEOで戦うのは難しいからオワコンと思ってしまう方が多いです。
ただ本当にそうでしょうか?
オワコンかどうかの答えはあなた自身がGoogleを検索した身になって考えるとわかりやすいです。
一つの例でいうと、下記のような状況だったらどう思いますか?
- 「ガン 治し方」で検索
- 検索上位にあるのはアフィリエイトサイト
- そのアフィリエイトでガンが治る効果があると謳ったサプリメントや食べ物が紹介されている
極端な例かもしれないですが、上記の例を見て不快に感じない方はいないはずです。
Googleは上記のようにならないために、日々どのような情報が読者に求められるのかを検証しながらアルゴリズムを変化させています。
なので、SEOはオワコンになったのではなく、『検索上位化だけを目指した低品質なコンテンツがオワコンになった』という話です。
これからの時代でもSEOを頑張るべき理由
とは言え、SEOで検索上位を取るのが難しくなってきたというのは事実です。
以前であれば、極端にいうとサイトでSEOに最適化されたコンテンツを作ってさえいれば検索上位化できました。
それが今現在はコンテンツの質はもちろんのこと、SNSとの連携も大事になってきています。
複雑化して難しくなってきたものの、下記ツイートの理由からSEOを頑張るのは効果的というのが僕の考えです。
SEOって成果出るまでに時間がかかるし労力もかかります。場合によっては莫大な費用も。費用対効果を見てリスティングやSNSでの集客に走る企業も多い。
でも、SEOは集客目的だけでなくブランディングとしても大きな効果があります。「○○のジャンルでググるならこの企業のメディア!」とするのが大事🤓— ミツキ🤓SEO主軸のフリーランス複業パパ (@ptnimz1987) September 3, 2020
SEOって成果出るまでに時間がかかるし労力もかかります。場合によっては莫大な費用も。費用対効果を見てリスティングやSNSでの集客に走る企業も多い。
でも、SEOは集客目的だけでなくブランディングとしても大きな効果があります。「○○のジャンルでググるならこの企業のメディア!」とするのが大事。
良いコンテンツを作っていくことはSEO集客するためだけでなく、ブランディングという面でも大きなメリットとなります。
SEOをオワコンにせずに攻略するために大事なこと
それでは、SEOを攻略するために大事なことはなんでしょうか?
特に大事なこととして、ここでは2つ紹介します。
1.キーワード単位で考えること
まず一つ目はキーワード単位で考えることです。
例えばわかりやすい例として、「退職代行」を例で解説します。
2020年9月8日時点で「退職代行」で検索すると下記の検索結果となっています。
- 退職代行EXITの公式サイト
- 法律関連の企業サイト
- 法律関連の企業サイト
- ニュースサイト(ダイヤモンド・オンライン)
- 動画
- 人事業務に関わるメディア(企業が運営)
- 求人サイトのオウンドメディア
- 法律事務所のサイト
- ニュースサイト(講談社)
- 画像
上記のように「退職代行」単体で見ると、公式サイト・企業サイト・ニュースサイトが独占しています。
企業が運営するメディアであれば上位化することは可能かと思いますが、個人のブログやメディアで上位化するのは難しいかと思います。
ただ、「退職代行+@」のキーワードとして、「退職代行 分割払い」で検索すると下記の結果となっています。
- さくら退職代行の公式サイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 個人のアフィリエイトサイト
- 退職代行EXITの公式サイト
- 弁護士の退職代行「フォーゲル綜合法律事務所」の公式サイト
上記の通りで大半が個人が運営しているサイトで、8位に関しては僕が運営しているアフィリエイトサイトです。(参考:今すぐ使える退職代行サービスで後払いや分割払いに対応してくれる業者|退職代行比較.com)
なので、本当に戦えるジャンルかどうかはキーワード単位でしっかりと見る必要があります。
戦いやすいジャンルの選び方については下記の記事と動画でも解説をしているので参考にしてみてください。
ブログ・アフィリエイトで稼ぐためのジャンルの決め方についてわかりやすく解説をしました。ジャンル選定で失敗するといくら頑張っても稼ぐことができず辛いので、これからブログで稼ぎたいと考えている方は是非参考にどうぞ。
2.しっかりと競合を調査すること
2つ目に大事なことは、しっかりと競合を調査した上で検索意図に対する記事を作成することです。
検索意図については、下記の記事と動画で解説をしていますが、SEOにおいて最も重要な要素と言って過言ではありません。
SEOにおける検索意図の考え方について解説。SEOを攻略するには読者の検索意図を汲み取ったコンテンツを作ることが不可欠。どのように検索意図を汲み取ったコンテンツを作るのか具体例を交えて解説しています。
記事を書くキーワードを決めて、「何となくこういう内容で書けば上位化するだろう」ではSEOを攻略するのはほぼ100%無理です。
読者がどういう悩みを持っていて、どういう答えを望んでいるのかを見極めてコンテンツを作る必要があります。
その上で検索意図を汲み取ることが最重要なので、SEOを攻略したい方は必ずおさえるようにしましょう。
まとめ
今回は「SEOはオワコンである」という考えについて、どのように見るべきなのか?SEOを攻略する鍵は何なのかについて解説をしてきました。
ここまで書いた通り、SEOで検索上位をとるために重要な要素は下記2つです。
- キーワード単位で戦いやすいジャンルで戦うこと
- 競合を調査して検索意図を汲み取ったコンテンツを作ること
他にも大事な要素はありますが、上記2点がわかっていないという方はまず確認して頂ければと思います。
というわけで、今回は以上とします。